2/21 近藤 博子さんの講演
みなさんこんにちは、花里まち協です
2月21日
突然の雪に見舞われた日でした
19時よりサロン花里にて 『こども食堂』 の名づけの親である
『気まぐれ八百屋だんだん』 の店主
近藤 博子さん の講演がありました
花里まち協に関わる者だけでなく、他団体の方や他のまち協の方、総勢31名が聴講のためサロン花里に集まりました
近藤さんは、
「個人でもやれることをゆるゆるとやっている」との事でしたが、その活動はとても濃い内容でした。
近藤さん、元々は歯科衛生士の仕事をされており、
『歯・健康・食生活』 この3つは繋がっていると感じ 「正しい食生活に気づいてほしい」 という思いが募って、2008年に企業を退職され産直野菜の販売を始められました。当初は注文を受けて配達するだけだったのですが、「店頭でも買いたい」という地域住民の要望を受けて、元は居酒屋だったところを借りて開店したのが
『気まぐれ八百屋だんだん』です。
(※だんだん=近藤さん出身の島根地方の方言で「ありがとう」の意味)
そこに訪れる方々と話をされる中で「これは」と思ったこと…その事に沿った活動を広げていらっしゃるのです。
その中のひとつが 『子ども食堂』
子ども食堂とは 『こどもが一人でも入って大丈夫な食堂』
そこには子どもだけでなく大人もいて、近所のおばちゃんのご飯をみんなで一緒に食べるイメージ。
メニューは事前に決めるのではなく、その時にある食材で決められ、出来たものは本日のメニューとして入り口に置かれるそうです。
そして食堂には 料理を作るのが好きな人、お皿洗いのお手伝いをしてくれる人…など、それぞれの活躍の場があるそうです。
だんだんでは、こども食堂だけでなく、
ワンコイン寺子屋 など、地域の方が集まれる場、生きがいに繋がる場の提供をされているとのこと。
力を入れてやる必要などなく、
出来るところからやればいい。
“おたがいさま”の助け合いで。
近藤さんの現在のお住まいは東京。遠路より雪の中お越しくださり、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
花里まち協でも、村中さん
(わいわいカフェのリーダーです)を中心に、地区の方が気軽に寄れる場が広がっていくといいな…