10月2日(日)に花里小学校で高山市総合防災訓練が開催されました
高山市総合防災訓練は、昨年度も花里小学校で開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催となりました
当日は、地震を想定した訓練に町内会や地区の皆さまが多数参加してくださいました!!
屋外では、警察の高機能救助車ウニモグや自衛隊の特殊車両が悪路走行するデモンストレーションがあったり、消防による倒壊家屋からケガ人を救出する訓練が行われました
自衛隊車両の輸送車に実際乗せてもらうこともできました
普段見ることがない車両の中で子どもたちも熱心に隊員さんの話を聞いていました
そして、なかなか見ることのないこれは災害が起きた際に無料で飲み物が出る自販機なんですよ
今回は、こちらの体験もでき、ボタンを押したら飲料が出てくることに皆さん大変驚かれてました
この看板がある自販機が災害時に対応できるということで、皆さんの身近な自販機も一度確認してみてくださいただし、災害時に自動で切り替わるわけではないので、すぐに無料で使用できるわけではありません
花里まち協はおもに体育館と第2体育館にて、避難所でのトイレ体験や、アレルギーの人やペットの同行避難のブースなどを設けて皆さんに自由にまわってもらいました
まずは第2体育館の様子をご紹介します真心のバトンの紹介と受付とAEDの使い方の講習がありました
子どもたちもたくさん参加してくれました
こちらは第一次持出のブースの様子です
花里小の2階に置いてあるものを体育館へ持ち出して展示しましたこちらは学校の先生がみえるまで、校舎内に入って持ち出すことができません✘
今回訓練のために段ボールパーテーション12箱などを実際に校舎2階から体育館まで運び出しましたが、平常時でも大変な作業です
いざ災害が起きた際、身も心もしんどい状態の中で果たして同じように体育館まで運び出しができるのか、また、先生が学校に来ないと持ち出せないというのはどうなんだろうか・・と考えさせられると同時に改善が必要となるのではないかと思いました
トイレ体験はお子様から年配の方まで多くの方が体験してくださいました
実際体験された方に伺ったところ・・・
トイレに腰かけてみて・・
座る便座が低すぎるため、背が高い人や膝が痛い人にとっては座ったり立ち上がったりが厳しいのではないか
そのために、立ち上がる際に掴まることができる棒が1本でもないと介助が必要になるのではないか
という体験者の方からの視点で感想が聞けたので、今後対応していく課題になりました
こちらは段ボールベッド体験の様子です
こちらも体験した方から、足腰の弱い年配の方にとっては不安定で介助が必要になるのではないかという意見をいただきました
今回避難所体験をしてもらったからこそ聞けた意見や感想なので、今後のためにも多くの方に体験していただけたことが非常によかったと思いました
たくさんの方に参加していただきありがとうございました