2016年05月30日
5/27 ふれあい学級・開級式
みなさんこんにちは、花里まち協です

花里小特活室にて
ふれあい学級 開級式 が
行われました(*´∀`*)

都合のついたお家の親子が多数参加してくれました♪
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開級式の内容はこんな感じでした(冊子記載のプログラム)
1.開会のことば
2.市民憲章朗唱
3.花里まち協会長あいさつ
4.青少年活動GLあいさつ
(GL=グループリーダーの略。Gはグループの略となります)
5.自己紹介
6.花里小校長先生のお話
7.年間行事の説明
・内容等年間計画を立案
・準備協力、後片付けなど
8.その他
・一斉メールの登録について
9.閉会のことば
※一部順番が配られた冊子に書いてある内容と前後していますが
進行順に並べ替えて記載しました
開会のことばは青少年活動G打江副リーダー
森ノ本副リーダーの指揮で市民憲章を朗唱した後は
花里まちづくり協議会の門前会長よりあいさつをいただきました

青少年活動G宮本リーダーのあいさつの後、開級式に参加
された方々の簡単な自己紹介をしましたよ(*´∀`*)

いつもはもっと活発で、こどもたちはお互い学校で顔を見たことが
ある子が多いと思うのに…
いつもと違う状況だからか、照れてクネクネしちゃう子が(笑)
改まっての自己紹介?はやっぱり少し照れくさいのかな?
( *´艸`)クスッ♪

自己紹介の後、プログラムにはなかったのですが
体験活動教室Gの熊崎リーダーよりあいさつもありました
さて、ここからお子さんたちはいったん体育館へ
校長先生の話からはこどもたちは抜きで、保護者のみに
(こどもたちは体育館で色んな遊びをしていました
もちろん、大人がこどもたちと一緒にいましたよ)

校長先生の話はとてもいいお話でした
今回は家族の中での「父」に焦点を当てた内容でした
(時間の都合で「母」の話は出来なかったそうです)

お話の後は以前PTA総会で少しだけ見せてもらったTVの録画
「クローズアップ現代・子どもの睡眠障害」を見せていただきました
うんと大事!Σ(;゚∀゚)』
ヒト…特に子供には睡眠が大事とよくわかる番組でしたよ
※校長先生の話、子どもの睡眠障害に関しては…まとめたら長くなって
しまったので、記事の後半?にまとめました
年間行事の説明では、7月に行われる宿泊研修の大まかな予定や
今後やってみたいことがあれば提案お願いします、といったことが
話し合われました
また、今後ふれあい学級の活動をする際、保護者と青少年活動G
(宮本L)が連絡を取りあえる手段は複数あった方がいいので
ふれあい学級参加の保護者さんにメール登録をお願いしました
このあたりで終了予定時刻になり
体育館で遊んでいた子たちが特活室に戻ってきたので…
閉会のことばを打江副リーダーにいただき
ふれあい学級開級式終了となりました(*´∀`*)

メール登録をお願いします

ふれあい学級参加の保護者さん、開級式でも説明しましたが
開級式に参加できなかった方もこちらから登録していただけます
上のQRコードを携帯電話やスマホのカメラにある
「バーコードリーダー」より読み取っていただくと
メール登録用のメールフォームページが表示されます
メール登録をする際は、緊急時にも対応できる
メールアドレスでお願いします (。uωu))ペコリ
登録いただくと、後日宮本リーダーよりメールが届きます
行事に参加予定だったのに、前日お子さんの具合が急に
悪くなった時などの連絡にご利用いただければと思います
※バーコードリーダー機能がない場合は、まち協HPの
トップページにある「お知らせ or 活動報告」に
メールフォームのリンクを設置してありますので
そちらから登録をお願いいたします
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~校長先生の話~
籠場校長先生も、参加された保護者の方々と同じく子育て経験者
名古屋にお孫さんがふたりいらっしゃるそうですよ
『子育ては、子を持った人は誰でもすること
でも何か行き詰ったり考えが煮詰まりそうな時は
相談してもらえるとありがたい』
このような話から始まり、ふれあい学級の冊子と共に配られた
レジュメをもとにお話してくださいました
テーマは「家族のあり方を考える」です
(1)こどもの問題行動→実は家族、大人がちょっと変
◆A子の場合
保健室登校が多く、不登校気味のA子
社会性に乏しく、自分の意見はがっつりいうけれど
他人の話はあまり聞き入れない…
その子がポロリともらした一言
「お父さんはこどもみたい
ゲームが大好きで車が大好きで
そっちばかり(自分のこと)にお金を使ってる」
A子のケアには母、学校が心を砕いてくれて、通院も頑張っている
けれど、父は子のことを見ていない
◆B母の場合
B母の子は昼夜逆転し、不登校気味。ゲームにのめりこんでいる
探せば対戦や協力プレイが出来る相手が時間問わず見つかる
オンラインゲームに気を取られている状態
子の状態も大変だが、父もゲームマニアである
そこにいる母の苦労はいかばかりか
◆C子の場合
C子は不登校気味
「うちのかぁちゃんはいっつもばーちゃんに叱られてる
(C子家は婿とりのため、ばーちゃんは母の実母)
こないだも晩御飯の支度中にLINE触ってて、ばーちゃんに
叱られてたなぁ」
いつまでも、こどものように親から叱られる母
存在の希薄な父
◆D父の場合
D父の子はモデルガンが好きで、ふと気づいた時にはコレクションが
かなりの量になっていた
モデルガンは高価なものが多いのに、どうして子がこんなに持てるのか
購入資金はどうしたのか?と子に問うた
「ばーちゃんとかーちゃんに金をもらった」
時には手持ちのモデルガンで脅すようにして資金をもらったり
逆に機嫌の悪い自分をなだめるようにお金をくれることも
話を聞いたD父はがっくりとした気分になった
「妻と義母はね…整理整頓ができないんですよね」
部屋の整頓しかり、こどもへの対応しかり
その場さえなんとかなればいいという二人に、父は肩を落とした
モデルケースとして、4つのパターンを話してくださいました
皆さんは、それぞれの家庭に何が足りなくて、また問題はどこに
あるのかわかりますか?
今回は時間の都合で「父について」のことしか語れそうにないと
残念そうな籠場校長先生
もう少し、お話は続きます
(2)現代の父親のあり方
昔の家庭は今と違い、農家または兼業農家の割合が高く
こどもは自然と家の手伝いとして農作業を手伝うことが多く
そこで「父」というもの、また仕事ぶりなどを直に目にすることが出来
農作業での力強さ、経験値の高さ等を見て
「うちの父ちゃんすげぇ」と、表立って言うことはなくても
肌で感じていた部分は大いにあるのではないかと思う
父は「仕事をする者、力強い者」
母は「家を守る者、父のフォローをする者」
その当時のこどもは
「大きくなったら父ちゃんみたいになる」という子の割合が
今よりも格段に多かったのではないかと思う
しかし時代は変わり、農家やそれに携わる仕事をしている家庭の
割合が少なくなっており、子がそういう家業を通して父とかかわる
という機会は格段に減ってきた現在、むしろ父母がお互いに仕事を
もつという「共働き家庭」が増え、「父母同質」という状態
昔の父親像のままではだめなのではないかと思う
今の父親像とはどうあるべきかと考えると
「共働き家庭」になり、実質は母親の負担が大きくなっていると思われる
そこで、父として出来ることは「母(妻)のフォロー」なのではないかと思う
ゴミ出しや部屋の掃除、茶碗洗いなどの手伝いを率先して父がやることで子どもの「お手伝い」の意識も育つこともあるかと思うし
妻の負担も軽くなり、家庭内がギスギスしなくてすむのではないか
また、子育ての面でも、父親はサポート側にまわるほうが良いことが
多いのではないかと思われる
子育てのリーダーは母である妻になることが多い
思春期くらいになってくると、反抗期などが来るのだけれど
その時にそれまであまりかかわることがなかった父が急に
口出しをしたり、時には手出しなんかをしたりすると
親子断絶の危機が訪れたりすることもある
だからといって、妻に子育てを任せきりにするのではなく、
父親しかできないかかわり方、例えば外で遊ぶ時などに
カラダを使った遊びをする、少々危険かもということも
体験させてみる(親の監督ありきで)
こういったことも必要になってくる
こどもの脳で一番最初に発達するのが「脳幹」と呼ばれる部位で
小さなうちから子にかかわってたくさん遊んだり触れ合ったりすることで、脳幹の発達が促される
脳幹の発達が芳しくないと、自律神経にかかわってくることも
しばしばあり、例えば対人恐怖症のようになった事例もある
この例でいえば、知らない人に会うと脈拍が異常に高くなるという
身体症状で現れていた
カラダがこのような反応をするために、人に会うのが億劫に(怖く)なり
対人恐怖症という状態になっていた
自律神経の乱れはこのような大きな症例だけではなく、ちょっとした
カラダの不具合(不定愁訴)で現れることもあるため、子によっては
わかりづらいかもしれない
そして、父親自身に社会的地位があろうと、学歴が高かろうと
子育てには何のかかわりもないということも知っておかねばいけない
家庭外での地位がどうであれ、子からしたら「父親」以外に他ならず
そこを家庭内で居丈高に言われても何もならないのである

――校長先生は、このような話をされました(´∀`*)
録画で見た「クローズアップ現代・子供の睡眠障害」の概要
不登校などのこどもが増えている現在、それの原因が睡眠障害で
あるというデータがあります
睡眠障害の症状として
・午前中の異様な眠気
・朝起きられない
などのことから不登校になることが多いようです
「概日睡眠障害」(がいじつすいみんしょうがい)と名付けられています
この睡眠障害を発症させる要因は「睡眠不足」です
今、習い事や勉強などで寝る時間が遅くなってしまう子が増えています
まじめに取り組む子ほどこの睡眠障害になりやすいため、睡眠不足に
ならないように時間の管理や組み立てをしてあげなければなりません
睡眠不足によって睡眠障害が起きるのは何故でしょうか
睡眠は「脳の休息時間」です
この休息時間が足りないと、脳にどんどん疲労が蓄積されていき
エラーが起きてしまいます
これが自律神経の乱れとなり、睡眠障害が発症するという流れです
脳の中でも「前頭葉」と呼ばれる部分が疲れやすく、ここが疲れると
意欲の欠如や記憶力の減退が起こります
また、夜間は成長ホルモンが出る時間帯でもあるので、この分泌が
悪くなることでも影響が出てきます
睡眠障害になると、朝起きられない、不登校になりやすいといった
ことばかりでなく、糖尿病リスクが睡眠障害のない子と比較すると
4割増加するということがデータで出ています
と、このような内容でした
睡眠障害…というか、寝不足って怖いですね!((((;゚Д゚)))
これは子供だけでなく、大人にも現れるので、大人も睡眠不足に
ならないように気を付けたいですね
今回のブログはとっても長くなってしまいました(A;´・ω・)
お読みくださりありがとうございます
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Posted by 花里まち協 at 20:49
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