2022年08月02日
7/30(土) 避難所見学♪
7月30日(土)に飛騨・世界生活文化センター(飛騨センター)へ避難所設営の見学に行きました
子どもから大人まで、約30名の方が参加してくれました。
ウェルカムプラザでは、飛騨センターの建物が、どのように災害に備えているかを教えていただきました
水は常時930トン蓄えられており、また飲用水ろ過装置が2台あるので、飲料水、トイレなどに必要な水が十分確保されています
自家発電もあり、エレベーターに閉じ込められた人の救出や避難所設営に対応できるようになっています。
現在、稼働時間が増やせるよう燃料貯蔵量を増やすことが検討されています。
その他にも携帯電話用アンテナや重機などもあり、災害時にはすぐ対応できるようになっています
その後、実際に避難所設営を再現した会議室に案内してもらいました。
最初に避難所設営をする会議室は決まっており、その場所が選ばれる理由は「床が固くないから
」
床が固いとゆっくり休めない、という配慮だそうです
折りたたみ式の長机と会議用の椅子、ワンタッチのサンシェードテントを利用して、少人数のスタッフさんでも数分でパーテーションのような仕切りが組み立てられるよう考えられていました。
サンシェードテントの入口は会議室入口から見えないよう、反対側や壁側に向けられており、ここにもスタッフさんの配慮を感じました

また災害時は情報収集が大切ということで、フリーWi-Fiとスマートフォンの充電用コンセントが準備されていました。

他にも少しでも快適に過ごせるよう、毛布、使い捨てスリッパ、床に敷く敷物も用意されていました。

飛騨センターの入口では、床がタイル張りでも断熱材を利用することで避難スペースが作れる方法も教えていただきました。

避難後は少しでも快適に過ごせるよう、ミニシアターで子どもさん向けにアニメを流したり、ミュージアム飛騨を開放して気分転換を図っているそうです。


ミニシアターの舞台には演奏用の透明なパーテーションがあり、これはスタッフさんの手作りで、軽くて簡単に組み立て、持ち運びができるので、災害時はコンベンションホールなど広い場所での飛沫防止に利用できるそうです。
飛騨センターはウェルカムプラザを中心にコンベンションホール、芸術堂、ミュージアム飛騨、食遊館と4つの建物に分かれており、それぞれの建物にいくつも出入口があります。
それを利用して、コロナ禍では体調の悪い方と健康な方の動線を分け、交わることなく避難できるようにしており、控室や搬入搬出の通路なども体調不良者の一時待機場所や救急搬送時の通路にしているそうです。
コンベンションホールや控室、搬入路など、普段は入れない場所まで案内していただき、建物の構造を活かした避難所運営に、参加者の皆さんは感心していました。

最後に女子トイレを見せていただきました
今回、特別に男性にも女子トイレに入っていただきましたが、災害時は特に女子トイレの数を確保することが大切ということから、男性の参加者さんにも見ていただきました。
飛騨センターは高山市における避難所の先駆的モデル避難所に指定されているだけあって、様々な工夫や配慮がされていました。
全ての指定避難所を同じようにすることは難しいですが、今あるものを工夫したり、代替品を見つけることで、少人数でも短時間で避難所設営が
でき、またスリッパや充電器などで少しでも快適に過ごせるヒントもいただきました。
その後、花里小に戻り、花里まち協の防災備蓄倉庫を見ていただきました。

今回参加していただいた方には、参加賞としてフルーツの缶詰とえいようかんをお渡ししました
非常食となると、アルファ米など食事に偏りがちですが、通常とは違う状況では食欲が落ちて食べられなかったりするそうです。
しかし甘いものや水分の多いものは食べやすいので、非常食に足してもらおうと準備しました。

今回、参加した皆さんは、色々な場所で写真を撮り、とても熱心にお話しを聞いてみえました。
見学後は
「飛騨センターって身近に感じなかったけど、こんな役に立つ施設やったんやな
」
「もし自分が避難するなら、飛騨センターがいい
」
「帰ったらサンシェードテントを買って、非常持出袋と一緒に置いておく
」
など、それぞれに防災の意識が高まったように感じました

子どもから大人まで、約30名の方が参加してくれました。
ウェルカムプラザでは、飛騨センターの建物が、どのように災害に備えているかを教えていただきました

水は常時930トン蓄えられており、また飲用水ろ過装置が2台あるので、飲料水、トイレなどに必要な水が十分確保されています
自家発電もあり、エレベーターに閉じ込められた人の救出や避難所設営に対応できるようになっています。
現在、稼働時間が増やせるよう燃料貯蔵量を増やすことが検討されています。
その他にも携帯電話用アンテナや重機などもあり、災害時にはすぐ対応できるようになっています

その後、実際に避難所設営を再現した会議室に案内してもらいました。
最初に避難所設営をする会議室は決まっており、その場所が選ばれる理由は「床が固くないから

床が固いとゆっくり休めない、という配慮だそうです

折りたたみ式の長机と会議用の椅子、ワンタッチのサンシェードテントを利用して、少人数のスタッフさんでも数分でパーテーションのような仕切りが組み立てられるよう考えられていました。
サンシェードテントの入口は会議室入口から見えないよう、反対側や壁側に向けられており、ここにもスタッフさんの配慮を感じました

また災害時は情報収集が大切ということで、フリーWi-Fiとスマートフォンの充電用コンセントが準備されていました。
他にも少しでも快適に過ごせるよう、毛布、使い捨てスリッパ、床に敷く敷物も用意されていました。
飛騨センターの入口では、床がタイル張りでも断熱材を利用することで避難スペースが作れる方法も教えていただきました。

避難後は少しでも快適に過ごせるよう、ミニシアターで子どもさん向けにアニメを流したり、ミュージアム飛騨を開放して気分転換を図っているそうです。
ミニシアターの舞台には演奏用の透明なパーテーションがあり、これはスタッフさんの手作りで、軽くて簡単に組み立て、持ち運びができるので、災害時はコンベンションホールなど広い場所での飛沫防止に利用できるそうです。
飛騨センターはウェルカムプラザを中心にコンベンションホール、芸術堂、ミュージアム飛騨、食遊館と4つの建物に分かれており、それぞれの建物にいくつも出入口があります。
それを利用して、コロナ禍では体調の悪い方と健康な方の動線を分け、交わることなく避難できるようにしており、控室や搬入搬出の通路なども体調不良者の一時待機場所や救急搬送時の通路にしているそうです。
コンベンションホールや控室、搬入路など、普段は入れない場所まで案内していただき、建物の構造を活かした避難所運営に、参加者の皆さんは感心していました。
最後に女子トイレを見せていただきました
今回、特別に男性にも女子トイレに入っていただきましたが、災害時は特に女子トイレの数を確保することが大切ということから、男性の参加者さんにも見ていただきました。
飛騨センターは高山市における避難所の先駆的モデル避難所に指定されているだけあって、様々な工夫や配慮がされていました。
全ての指定避難所を同じようにすることは難しいですが、今あるものを工夫したり、代替品を見つけることで、少人数でも短時間で避難所設営が
でき、またスリッパや充電器などで少しでも快適に過ごせるヒントもいただきました。
その後、花里小に戻り、花里まち協の防災備蓄倉庫を見ていただきました。
今回参加していただいた方には、参加賞としてフルーツの缶詰とえいようかんをお渡ししました

非常食となると、アルファ米など食事に偏りがちですが、通常とは違う状況では食欲が落ちて食べられなかったりするそうです。
しかし甘いものや水分の多いものは食べやすいので、非常食に足してもらおうと準備しました。
今回、参加した皆さんは、色々な場所で写真を撮り、とても熱心にお話しを聞いてみえました。
見学後は
「飛騨センターって身近に感じなかったけど、こんな役に立つ施設やったんやな

「もし自分が避難するなら、飛騨センターがいい

「帰ったらサンシェードテントを買って、非常持出袋と一緒に置いておく

など、それぞれに防災の意識が高まったように感じました

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Posted by 花里まち協 at 10:32
│防災関係│★まち協イベント・行事